「グルテンフリー」よく聞くけどグルテンはなぜ悪いと言われるの?

2020.3.4 健康・美容

「グルテンフリー」よく聞くけどグルテンはなぜ悪いと言われるの?

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「グルテンフリー」という言葉が流行り始めていますね。

聞いたことがある方も増えてきたことと思います。

しかし、グルテンの何がいけなくて、グルテンフリーはなぜいいのか、ということを自分の言葉で伝えるとなると一気に難しいと感じるのではないでしょうか。

そこで今回は、「小麦を使うのが心配」「グルテンフリーが気になる」という親御さん向けにグルテンフはなぜ悪いと言われるのかをご紹介したいと思います。

そもそもグルテンとは?



グルテンの「グル」は、glue(接着)を語源としています。
(手芸で使うグルーガンもくっつける役割ですよね♪)

パンのふわふわを保つのもグルテンの役割です。
ネバネバとしているので、食品の他にも歯磨き粉などにも使われています。

小麦や大麦などの穀物から作られるたんぱく質の一種です。

小麦粉と水を混ぜ合わせた時に発生するものですので、「パスタ、パン、クッキー、ケーキ、うどん、ラーメン」など小麦を使うものにはグルテンが含まれています。

なぜグルテンが悪いと言われるのか



グルテンの特徴は、“分解されにくい”ことなので腸に長く留まってしまうことが知られています。

さらに、腸の粘膜に入り込んで粘膜が炎症を起こしやすいので、便秘になりやすく、栄養として吸収されにくいとも言われています。またアレルギー反応まで起こることもあります。

・グルテンは太りやすいの?
この粘膜の炎症が、肥満の原因細胞「サイトカイン」の分泌に繋がります。
よって、グルテンを多く摂取すると太ると言われるのはこのせいです。
その他にグルテンが影響していると言われる不調は…(個人差はあります)
・体がだるいのが続く
・頭痛、肩こり
・腹痛、下痢、便秘
・胃もたれ
・肌荒れ、乾燥肌
・関節痛
・花粉症やアレルギー
・集中できない
・イライラしやすい
・生理不順や重い生理痛


「グルテンフリー」の生活をするとこのような不調が改善することもあります。

イライラや集中できないということに関しては、グルテンに含まれるグリアドフィンという物質が「脳が麻薬を摂取した時」の状態にさせるので、興奮状態になりやすくなってしまうことが原因となっています。

麻酔を摂取した状態になるということで、依存の傾向も強いので中毒性があって、小麦はなかなかやめられないのです。ラーメンもくせになりますもんね。



小麦に加えて、乳製品も控えてみるとより不調が軽くなるかも!



今回は、「グルテンフリー」のことをお伝えしましたが、

チーズ、牛乳、ヨーグルトなどに含まれる「ガゼイン」がグルテンと似た影響があるともいわれていますので、同時に控えてみるのも良さそうです。

最近イライラしやすいなという方や
小麦を食べるとお腹を壊すことが多い方は【まず2週間から】グルテンフリー生活を試してみてはいかがでしょうか!

パンやうどんが好きな方は、米粉のパンやうどんに変えてみるのもおススメです。

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