子どもの創造性を育む力にもなる!「自作PC(自作パソコン)」って何?

2023.2.1 子育て

子どもの創造性を育む力にもなる!「自作PC(自作パソコン)」って何?

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【はじめに】


自作PCとは、自分でパソコンのパーツを揃えて組み立てることです。
自作PCの知識があれば自分でパーツを増設でき、メンテナンスもできます。

最近では、小学校の授業にもプログラミングが導入されたり、習い事で通うお子さんも増えてきたかと思います。

そうなると、親御さんも「自作PC(自作パソコン)」を検討する方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

お子さんの創造する力を育むという面でも一役買う自作PC。
お子さんが行う場合は、お子さん向けの自作PCのキットなどもありますのでそちらもよければ探してみてくださいね。

まず今回は、一般的な自作PCのメリットデメリットや、どんなパーツがあるのかについてお伝えします。

1.自作するメリット


自作PCのメリットは
①「自分でメンテナンスができる」こと
②「自分好みのパーツを利用できる(カスタマイズできす)」ことです。

知識のある方なら自分で一つ一つパーツを取り出しメンテナンスできますし、故障したパーツを取り換えることができます。また、新しく購入したパーツの取り付けができます。

~カスタマイズする例(HDDの場合)~

パソコンのパーツの中にはデータを収納し、データの読み込みや保存(記録)することができるパーツの「HDD」というものがあります。

このHDDひとつをとっても、自分なりにアップグレードができるのです。

例えば、パソコンの起動が遅いので、HDDからデータの読み込みや保存が早いSSDという類似パーツに変えることができたり、ストレージと呼ばれるデータを収納するスペースの容量が一杯になったからHDDをもう一つ増設することもできます。

もっとHDDを組み込みたい場合は、必要なインターフェースカードという土台のパーツを増設するなど自作PC知識があれば様々なカスタマイズができます。

カスタマイズすることで、パソコンがより使いやすくなったり、今までパソコンの能力が足りずにできなかったこともできるようになります。

また、パソコンの基盤となる「マザーボード」や、パソコンが発する熱を冷ますための「冷却ファン」等、それぞれのパーツの種類によっては様々な色に光るパーツもあり、中が見えるPCケースにすれば中身が光っている様子を楽しむこともできます。

ケースも多種多様で、見た目にも自分好みのパソコンを作ることができる魅力もあります。


2.自作するデメリット


自作PCのデメリットは
①「トラブルに自分で対応しなければいけない」こと
②「あまり節約になっていない、むしろ余計に値段がかかることがある」ことです。

特に、「トラブルに自分で対応しなければいけない」ことに関しては注意が必要です。

PCパーツは相性の問題が発生したり、パーツ同士に互換性のない場合があります。
また組み立てても正しいケーブルの配線が出来ていない場合、起動しないこともあります。

BTOパソコン(パソコンのパーツを指定して受注生産してもらったPC)やノートパソコン、デスクトップパソコンはメーカーの保証があり、すぐ使えるパソコンが届きます。

※BTOパソコンについては、後程別の章でもご紹介します。

対して自作PCは知識が必要で、組み立てる際もトラブル時も自分で調べる必要があり、時間を費やして学ぶ必要があるでしょう。




3.パソコンパーツの紹介


パソコンパーツは、CPU、CPUクーラー、メモリ、マザーボード、電源ユニット、ストレージ、PCケース、ケースファンなど様々なパーツがあります。
ここでは2つ紹介します。

1つ目はHDDのWD80EAZZ(WD blue 8TB)です。
この商品はCMRという記録方式で、CMRという方式はHDDの中でもデータの保存にかかる速度が安定していることが特徴です。
しかし、CMRはもう一つのSMRという方式に比べ価格が高くなる傾向があります。
WD80EAZZ(WD blue 8TB)の価格は一つ1.3~1.4万円ほどの値段で他製品の同容量のSMR方式と同価格帯のコストパフォーマンスのいい製品です。

2つ目のSATA3I10-PCIEは10個のHDDを増設できるインターフェースカードです。
普通のPCケースにおさまりきらないほど増設できます。
Windows10の標準のドライバーで使用できています。これほど増設できるともはや通常の用途ではなかなか使いきれないでしょう。


4.拡張性について


拡張性は自作PCの強みです。拡張性があるということはインターフェースカードやストレージ等の増設などができるということです。
メーカー製のパソコンはほとんどの場合HDDは一つしか搭載されていないことが多く、増設する場所がないでしょう。しかし自作PCのケースによってはまだHDDの増設ができる場合があります。

5.BTOパソコンとは


BTOは受注生産のパソコンのことです。
故障したときにメーカーが対処してくれる保証があり、注文時にある程度のカスタマイズができます。
ただし、基本的にWeb上で注文することになり、現物が見られないため大きさ等がイメージし辛いという側面もあります。

【まとめ】


自作PCは手間がかかりますしお金がかかりますが、パソコンを便利に使うことができます。そして最大の魅力はパーツを選ぶ楽しみ、アップグレードする楽しみを味わえることです。
おうち時間の楽しみ方の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?


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パーツ選びに迷った際にはぜひご活用ください。
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