2020.11.12 子育て
高校生・大学生・社会人ユーザーの年代別!ノートパソコンとiPadそれぞれの長所
コロナ禍が私たちにもたらしたものは、働く世代にとってはテレワーク、学生にとってはオンライン講義などではないでしょうか。
新たな形態の学び方や働き方が増えてきたようにも見受けられます。
さて、今回の記事は、テレワークでもオンライン講義でも大活躍なパソコンやiPadについてのお話です。
一部の大企業に限られていたテレワークという新しい働き方。
もしかしたら今後徐々にテレワークが浸透していく業種も考えられます。
もしも、お子さんが現在高校生や大学生だとしたら進学、就職と同時に、新たにノートパソコンやiPadが必要になるかもしれません。
そういった将来を見越しているママさん、パパさんに向けて、ノートパソコンとiPadの長所を比較してご紹介します。
1、高校生活
(a)iPadを使う高校生活
高校生活でiPadの活用のシーンはどんなところにあるのでしょうか?
趣味や遊び用ならばスペックも必要かもしれませんが、学習用に使うiPadの選び方はとても簡単です。
・ 学習用はハイスペックな機種は不要。
・「持ち運びの簡単さを重視する」あるいは「価格を重視する」など、重視する部分を決める。
学習で必要なアプリが対応しているかを確認すればどのシリーズでも使用可能です。以前の型であれば、値段がグッと下げられますが、すぐにアプリが対応しなくなる可能性もありますので、確認が必要です。
また、学習にスマホを使用している場合は、iPadを学習用としてスマホと分けて使うことをオススメします。
もし塾等での動画配信があった場合、スマホだとLINE等の誘惑ようなアプリが気になってしまうかもしれません。
アプリのインストールの権限を保護者が持っていれば、そんな誘惑とも学習時間中は距離を置くことができます。
しかし、ネット経由でも色んな誘惑があり自分で勝手に視聴できるようになってしまうので、フィルタリングや使い方をお子さんとしっかり話し合って約束ごとを決めることが必要です。
(b)パソコンを使う高校生活
2022年度に高校1年生から開始されるプログラミングの必修化がそろそろ気になるところです。
早いうちからノートパソコンに慣れ親しむために、
・プログラミングの基礎を学んでおいてお子さんが適応しやすくなるように活用する。
・日ごろから家庭で家計簿の付け方などをお子さんに教えるときに活用する。
・パソコンを使うことで簡単に済ませられる家の用事を教えるときに活用する。
という方法がありますね。
大学生活において、高校生活で使っていたiPad/ノートパソコンが使える可能性があるので、大学生活を見越した選択を高校生の時点で行うことで、iPad/ノートパソコンの「二度買い」をしなくて済む場合もあります。
2、大学生活
(a)iPadを使う大学生活
大学生は、様々な講義に出席して受け取った大量のレジュメとノートを管理することが必要です。
iPadは、
・講義ノートを取って、なおかつ講義ごとにまとめるツールとしての使い方
……紙媒体で管理するとかさばるレジュメ、参考資料もpdf化して講義ごとにまとめて保存すれば何かと便利です。また、図やイラストを板書によく書き込む講義の場合は、アップルペンシルを使って「電子的」にノートを取る方法があります。
・教科書を電子版で購入して学習時に必要なった時に参照する使い方
……学部によっては、分厚い参考書を参照しつつ講義に臨む必要がある場合もあります。教科書の電子版をiPadで参照できるようにすることで、学校に持ち込む教材の量を格段に減らせることが期待できます。
あらゆる便利な使い方に対応できます。
万が一講義を欠席した友達がいる場合にも、ノートのpdfデータをメールなどで送れば、これまでのノートの貸し借りに伴う物理的な悩みが一掃されます。
(b)ノートパソコンを使う大学生活
卒業研究(あるいは、卒業論文)を考えた時には、ノートパソコンが心強いです。
というのも、iPadで使えるソフトウェアには各種の機能制限がかかっています。
例えば、
・表計算ソフトのExcelは、iPadのiOSのバージョンではマクロが使えません。
・文章作成ソフトWordでは、文章校正機能が使用できません。
膨大な量のデータを処理する必要があるような場合、あるいは複数のウィンドウを立ち上げて同時並行に処理する作業が求められる場合は、ノートパソコンの方が便利と言われています。
3、社会人生活
社会人の方の場合は、本格的な文章作成を頻繁に行う場合はノートパソコンの方をお勧めします。
iPadでも文章作成や動画編集や画像編集が出来ますが、大量のデータを使う本格的な作業をしようとする場合はハイスペックなノートパソコンの方が作業効率の点で勝るようです。
4、周辺機器の扱いやすさ基準で考える
iPadの場合、ハブ(USBの延長コードのようなもの)を使うことによって周辺機器と繋ぐことが可能です。
もしスピーカーやプロジェクターなどの周辺機器と繋ぎたい場合は、iPadのUSB端子がどの規格が採用されているかをしっかりと調べることで、買った後の「しまった!」が少なくなります。
参考までに、
・iPad Pro / USB-Cの規格
・iPad Air / USB-Cの規格
となっています。現在のパソコンの最も有力なUSBの規格はUSB-Aなので、周辺機器との連携についてもUSBの規格の観点から事前に検討する必要があります。
また、USB端子に繋げるハードディスクドライブ(HDD)のような各種周辺機器との接続を考えると、iPadよりもノートパソコンの方が拡張性が高いと言われています。
ここまでの一連の情報をもとに出る判断基準としては、
・サブパソコン(動画、文章、ホームページの閲覧のみ)としての使い方ならば【iPad】が便利
・文章、動画作成など作り出すことが多い方は作業効率を考えると【ノートパソコン】が便利
5、まとめ
ノートパソコンもiPadも値段が少々張る大きな買い物です。
保証などのアフターサービスを含めて、皆さまにとって使いやすいノートパソコンあるいはiPadを購入できるといいですね。