2021.10.5 子育て
10月13日は引っ越しの日!その由来と引っ越しをするならどんな日が縁起が良い?
引っ越しの日というものを聞いたことがあるでしょうか。
なぜ引っ越しの日というものがあるのか、また、引っ越しに関するちょっとした情報をご紹介したいと思います。
10月13日は「引っ越しの日」
知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、10月13日は「引っ越しの日」と定められています。
なぜ、10月13日は引っ越しの日と呼ばれるようになったのでしょうか。
引っ越しの日は「引越専門協同組合連合会」の「関東ブロック会」が1989年に制定をしました。
では、どのように決められたのでしょうか。
それは、明治天皇のお引越しが元となっています。
1868年の同日に明治天皇が京都御所から現在の皇居である江戸城に入城されました。
そのため、10月13日を近代の引っ越しの始まりとしたことと、また、関東ブロック会の創立15周年ということからも記念日になりました。
ちなみに引越専門協同組合連合会とは、1974年に東京で創立された運送業者団体です。
現在では、鳩のマークの引越センターとして知られている「全国引越専門協同組合連合会」となり、活動されております。
関東ブロック会は、その中でも関東地域の協同組合が加盟してる会のことです。
引っ越しをする日はいつがいい?
引っ越しをする時に「縁起のいい日」を気にする人は多いと思われます。
その「縁起のいい日」はいつなのか、紹介したいと思います。
大安
「六曜」の中で一番縁起が良いと言われている日です。
そのため、結婚式や引っ越し、新しいことを始める機会としてよく使われる日です。
「六曜」とは、どういったものなのでしょうか。
カレンダーを見ると日付とは別に「大安」や「友引」などの文字が書いてあるのを見たことがあると思います。
この文字が六曜と呼ばれる、日々の吉凶を示すものです。
こうした暦に書かれた日々の吉凶を示す言葉を「暦注」と呼びます。
大安は縁起が良く、人気がある日なので、結婚式や引っ越しをする際には混雑してしまう日でもあります。
天赦日
「暦注下段」の中で一番縁起が良いと言われている日です。
「天がすべての罪を許してくれる」という意味がある日で、何かを始めるには良い日だと伝えられています。
「暦注下段」とは、暦の日付の下にある、日々の吉凶を記したものです。
最近では同じ日々の吉凶を表すものでは六曜のほうが良く目にされると思いますが、それとは別に書かれているカレンダーも存在します。
一粒万倍日
「選日」の中で吉日とされている日です。
「一粒のお米が万倍になる」と伝えられる日で、とあるきっかけが大きく膨らんでいく、という意味がありますので、縁起が良い日だといわれています。
「選日」とは「六曜」や「暦注下段」など様々な暦注の中でも、どの種類にも属さない日で、「雑注」とも呼ばれています。
選日もその日の吉凶を占っており、干支により吉凶を決めております。
まとめ
引っ越しの日の意味や、引っ越しをするのに縁起の良い日を紹介しました。
今後引っ越しをするにあたっては、縁起の良い日を選び、気持ちを良くして新生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。