2022.9.7 健康・美容
日光は体にどんないいことがある?正しい日光浴のやり方を紹介します
「日光浴」という健康法はご存知の方も多いのではないでしょうか。
「日向ぼっこ」とも言いますよね。
しかし、実際になぜ太陽に当たることが体にいいのかということは知らない方もいらっしゃるかもしれません。
日光にはビタミンDやセロトニンという人の体に必要な栄養素が生成されます。
これらの栄養素のおかげで、気分が晴れないときは日光浴がおすすめだと言われています。
今回は体にどんないいことがあるのか、正しい日光浴のやり方を紹介します。
日光は体にどんないいことがある?
先ほどもお伝えしましたが、日光を浴びると体にビタミンDとセロトニンが生成されます。
日光浴が良いとされているのは、それらの成分の効能である
・骨が強くする、
・免疫力が上がる、
・気持ちが安定して明るい気分になる
・目が覚めて集中力が上がる
などの効果が関係していると言われています。
コロナウイルスの影響で、カーテンを閉め切ったままなどで家にこもりっきりになって、で太陽に当たっていないと
どんどんと気持ちがふさぎ込んで来るという方も増えているようです。
またその証拠に、日本でも梅雨や冬の時期など日照時間が減ることによって”季節性のうつ”になる方も増加します。
それらの症状を未然に防ぐためにも、太陽の光に当たることが推奨されています。
ビタミンDとは?
日光を浴びると体の中にビタミンDが作られます。
カルシウムの吸収を促進するなど、骨を強くする成分です。また、免疫力を高める効果もあります。
ビタミンDが不足すると免疫力が低下したり、骨や歯が弱くなってしまいます。
またビタミンD不足が関連していると言われる病気として、感染症、ガン、認知症、精神疾患、アレルギー疾患なども挙げられています。
こういった長寿のためのサイトにも、大切な栄養素として紹介されていますので、人間の体には大切なものだと言うことが分かりますね。
→食事面などの摂取が気になる方はこちら (参照サイト:ビタミンDの働きと1日の摂取量 健康長寿ネットより)
セロトニンとは?
別名「幸せホルモン」とも呼ばれることもある、脳を活発にしてくれる神経伝達物質の一種です。
ストレス緩和に効くホルモンということで、聞いたことがある方も多いかもしれません。
日光を浴びることでセロトニンという物質も作られます。
気持ちを安定させる効果や、集中力を上げる働きがあります。
また、ウォーキングなどの運動をしたり、食事を摂ることでも生成されます。セロトニンが不足すると気持ちが落ち着かなくなり心の病気になる可能性があります。
正しい日光浴のやり方
手のひらに直接日光が当たるようにし、夏の場合15分以上、冬の場合30分以上当たるようにします。
じっとしていなくてもいいので、ウォーキングをしたり読書したりするのもよいですね。
また夏の場合は日差しが強いため木陰でしましょう。
ただしガラス越しでは太陽の光に当たっても紫外線が遮られて成分の生成がうまくいきませんので注意が必要です。
日光浴の注意点
日光に当たると日焼けになります。
帽子と長袖の服を着て日焼け止めクリームを塗り、手のひら以外の日焼け対策をしましょう。
また日光には紫外線があり、しわやしみなどの症状が現れますので必要以上に日光浴をしないことと、日陰を利用することで日光を浴び過ぎないように気を付けましょう。
熱中症にも気を付け水分をしっかり摂るようにしましょう。また、地域や季節により紫外線の量が変わるため、体の負担にならないように注意しましょう。
まとめ
太陽の光は、体も気持ちも健康にしてくれる効果があることが分かりますね。
太陽の光に当たることで、免疫力が高まり骨も強くなり、気持ちが落ち着き目が覚める効果もあると分かると日向ぼっこもばかにできないですよね。
これらの情報が皆さまのお役にたてれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。