早めの対策を!アレルギー予防最前線!!

2018.8.31 健康・美容

早めの対策を!アレルギー予防最前線!!

#乳児#幼児#離乳食#健康

花粉症やダニなどの食物アレルギー以外のアレルギーをコンプリートしそうな勢いのtomoちゃんです。
今回は、アレルギー対策です。
アレルギー症状が出る前に、お子さんをアレルギーから守る方法を紹介します。

◆すぐわかるアレルギー予防◆
◇肌の乾燥が原因!?
アレルギーというと、食物アレルギーや、ぜんそく、花粉症など多岐にわたりますが、どれも根本的な原因が肌の乾燥によるものだとわかってきたのです。

皮膚の乾燥対策としてピーナッツオイルを塗り続けていると、ピーナッツアレルギーになりやすいという研究結果から、皮膚からアレルゲンが入り込むことがアレルギー発症の原因なのではと考えられるようになりました。

また、人間には「フィラグリン」と呼ばれるたんぱく質があり、これが肌に潤いを与えています。
これがうまく機能しないと、乾燥肌になり、皮膚のバリア機能があまり働かず、アレルゲンが皮膚から侵入しやすくなります。
侵入したアレルゲンには体の中で抗体が作られ、次に体に入ってきたときから、免疫の反応が出ます。
これがアレルギー症状です。

抗体が作られた後に入ってきた経路が口からなら食物アレルギーに、肌から入ってきた場合はアトピー性皮膚炎に、というように、入ってくる場所によって様々なアレルギー症状になります。

フィラグリンがちゃんと機能している人でも、体を洗うときにゴシゴシと強めにこすって洗ったりするなどの要因で肌が乾燥した状態になると、アレルゲンが侵入しやすくなってしまいます。
幼い子供は、アトピー性皮膚炎から始まり、そこから様々なアレルギーになりやすいらしいので、小さいころからアトピー性皮膚炎にならないように対策することが大切です。

つまり、いかに肌を保湿するかがアレルギーにならないようにするために重要なのです。

◇乾燥肌予防を簡単にご紹介!
体を洗うとき・・・石鹸は添加物などの余計な成分の入っていないものを使い、十分に泡立て、こすらないようにやさしく洗いましょう。
保湿・・・保湿剤は肌への刺激が少なく、ピーナッツなどのアレルゲンとなる成分が含まれていないものを選びましょう。
選ぶ際、お医者さんや薬剤師の方に聞くといいでしょう。
加湿器も使い、乾燥から肌を守りましょう。

将来的にアレルギーで悩む人が少なくなるといいですよね。
お子さんがアレルギーにならないかどうかはお母さん、お父さんの日々のがんばり次第です。

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