視力が悪くなるのはなぜ?親ができる子供の視力低下予防策4選

2019.7.15 健康・美容

視力が悪くなるのはなぜ?親ができる子供の視力低下予防策4選

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最近の調査によると、近視になる小中学生は30%から50%に上ると言われているほど、

近視になる子どもたちは急激に増加しています。

視力低下の原因や、予防法について書いてみようと思います。

視力の悪い子供が増加!どうして近視になるの?





近視というのは、近くはよく見えるのに遠くははっきりとは見えにくい、ぼんやりと見えている、ということです。

なぜ昔と比べて近視の低年齢化が進んでいるのでしょうか?

なぜ私たちは近視になるのでしょうか?

未だに近視のメカニズムは解明されていませんが、最近の研究で、近視の症状を引き起こしている原因として、

眼軸(角膜から網膜までの眼球の長さ)が必要以上に伸びてしまうからだということが、分かってきました。

眼軸というのは、近くのものを長い時間、集中して見るほど伸びるそうです。

ゲームやスマートフォンの普及によって、近距離を凝視することが多くなり、子どもの近視が増えたと推測されます。

近視は8~16歳に進行しやすく、20歳を超えるとあまり進まないそうです。


また近視の原因の一つには、遺伝もあると言われていますが、必ずしもそうとは限りません。

★外で遊ぶと近視になりにくい!?



多くの研究者が、「近視には野外活動が効果的」だということを伝えています。

野外で遊ぶ時間が1時間以内の子より2時間以上遊ぶ子の方が近視になりにくいというデータも出ているそうです。

これは、外に出て定期的に遠くのものを見ることによって、上記で述べた「近くでものを見て眼軸が伸びてしまう」

ということを防いでいるからではとのことです。

その証拠に、人間が狩猟民族だった時代は視力が良かったのです。

遠くの敵をすぐに察知して、逃げないと生き延びられなかったからです。

近視を予防する日常生活の注意点4点



1.ゲームやテレビは部屋を明るくして 1日30分以内にするとルールを決める。
2.外を見たり、ストレッチをしたりするようにする。
3. 成長に応じて椅子や机の高さを調節し、正しい姿勢を保てるように。
4.寝る場所にはスマホやゲームは持ち込まない(片目に負担がかかったりするため)。

眼軸はいったん伸びると元には戻らないため、現状では近視を根本から改善する方法はレーシック手術などしかないようです。

しかし、治らないからと言って近視を放置すると、緑内障などの病気を引き起こすこともあるので、

近視にならないための生活習慣を身につけましょう。

一旦悪くなった視力の悪化をこれ以上進行させないために、目のストレッチは効果的だと言われています。

目薬などで有名な参天製薬のおすすめの目のストレッチを紹介しておきます。

いかがでしたか。
ゲームやテレビなど、必要以上に目を酷使していないか、子どもの生活スタイルに十分注意してあげましょう。

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