2020.2.11 健康・美容
ガン細胞はどの人にも毎日生まれている…ガンになりにくくするためにできること
ガンはいまや”2人に1人がなる病気”と言われています。
そんな中で「ガン細胞はどの人にも毎日数千個生まれている」と聞いたことはないでしょうか。
その毎日できたガン細胞は、私たちが本来持つ免疫力によって消えているのです。
免疫とは、白血球、リンパ球の働きのことで免疫細胞とも呼ばれます。
(主に免疫細胞は、キラーT細胞、NK細胞)
どの病気にも言えることですが、ガンを完全に防ぐことはできません。
しかし、なりにくくすることはできます。
今回は、ガンになりにくくしたり、ガンから体を守ったりするための方法をご紹介します。
まずはガンの原因を知ろう
ガンの原因は、特にタバコ、食事が原因となることが多いと米国の研究で言われています。
【食生活での原因】
高カロリー、高脂肪な食事、糖分脂質などもガンは大好物です。
特に小麦や砂糖、白米の主成分であるグルコースは、ガン細胞のエネルギーとなり、細胞分裂に使われるので摂り過ぎは禁物です。
食生活の乱れに加えて、消化を妨げる運動不足、睡眠不足、精神的なストレスなどを抱える方も増えているためにガンになる人の割合も増えているのです。
【細胞を傷つける“発がん性物質”の原因】
“発がん性物質”は、タバコ、農薬、電磁波、紫外線、ウイルス、細菌など挙げればキリがないほどこの世の中に溢れています
アルコールなども飲み過ぎは体を害する恐れが大いにあります。
【食生活】からがん細胞をやっつける免疫を強くする
★コース料理の順番で食事をする(野菜を食べ終わってからメインへ)
…突然脂っこいメインを食べると血糖値が一気に上がります。そうするとインスリンを急激に分泌しなければいけなくなるため体にも負担が大きいです。
★腹八分目までで、よく噛んで食べ物を唾液と混ぜ合わせる
…【唾液】は抗がん作用がある、スーパーな役割の持ち主です。
そして、若さを保つ力もあり、脳の活性化、ストレス解消など一石何鳥かわからないほど頼もしい存在なのです!
★プチ断食をしてみよう
…体内の不要になったものが排泄されて、血液を綺麗にしてくれるのでプチ断食はおススメです。
ガンが嫌いな「酸素」を取り込んでくれるミトコンドリアは、適度な断食をすると増えていくともいわれているのです。
★トマト、カリフラワー、芽キャベツなどを積極的に食べよう
…カリフラワーなどのアブラナ科の野菜は、腸のガンのリスクを減らせる可能性がある。とガン予防の先進研究をしている方が述べています。
ガン細胞が自滅するように導いたり、発がん物質を除去したり、という効果もあるのだとか!
トマトが持つ「リコピン」も抗がん作用があると言われていて、週に2~4個の摂取をオススメしている医学誌もあります。
【行動】からがん細胞をやっつける免疫を強くする
★歩くまたは早歩きで、汗じわっとかくような運動を
…急激に息の上がる運動は逆に「活性酸素」が分泌されて良くないとも言われます。
じわっと汗をかく程度、息が上がらない程度の運動をしましょう!
背筋と太ももには、ガンが嫌う酸素を作るミトコンドリアが多く存在するので意識してみることもおススメします。
★もし歩くのがハードル高い!と思う方はストレッチから
…背筋を伸ばす、片足立ち、軽いスクワットなどの手軽なものを1分ずつ無理せずやってみましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、ガンになる前にできることをご紹介しましたが
ガンになってしまうと、免疫がガンをやっつけるのを止める用心棒「免疫抑制細胞」というものができてしまい、免疫の意味がなくなってしまうこともあります。
ガンにならない可能性は誰しもゼロではないので、「定期健診」などで早期発見に努めることも自分や家族を守るすべとして覚えていていただきたいです。