2022.5.3 料理
ダイエットしたい!でもご飯も食べたい!そんな方にオススメ!春雨ってどんな食材?
置き換えダイエットに良いと言われている食材“春雨”をご存じでしょうか?
置き換えダイエットとは、パスタなどの麺を春雨に置き換えるだけのダイエットです。
きちんと食事を摂りながら行えるダイエットなのですが、ところで。
本当に春雨が置き換えダイエットに良いのでしょうか?
そもそも春雨って何で出来ているのでしょうか?
今回は、春雨について詳しくみていきましょう!
1.春雨とは?
春雨は中国発祥の食材で、日本には鎌倉時代に伝来しました。
春雨という名前は、初めて国産春雨が生産された際に名付けられた日本独自の名前です。
春雨とは乾麺であり、原料は主に2つです。
・ジャガイモやサツマイモから取り出したデンプン
・リョクトウ(緑豆)から取り出したデンプン
ジャガイモやサツマイモのデンプンから作られた春雨は“(普通)春雨”、緑豆からできた春雨は“緑豆春雨”といいます。
春雨にはミネラルや食物繊維などの栄養素が含まれています。
特に緑豆春雨は、食物繊維が普通春雨より多くの食物繊維が含まれます。
しかし、原料がデンプンということで、春雨のカロリーは比較的高めです。
ではいったい、どうして置き換えダイエットに良いと言われているのでしょうか。
2.春雨の性質
春雨には面白い性質があります。
春雨を茹でると、100gあたりのカロリーが低くなるのです。
ある春雨の場合(100g)〉
□乾麺状態の春雨
普通春雨 : 346kcal
緑豆春雨 : 344kcal
↓
□茹でた後の春雨
普通春雨 : 76kcal
緑豆春雨 : 78kcal
どうしてここまで変わるのでしょか?
理由として、乾麺が茹でられることによって春雨に含まれる水分が増し、グラムあたりのカロリーが低くなるからだと言われています。
春雨を食べる際は、食べる時の状態と同じ春雨のカロリーをチェックしましょう。
春雨の良いポイントはもう1つあります。
それは、血糖値が上昇しにくい炭水化物が含まれている点です。
食後の血糖値上昇を表すGI値というものがあります。
春雨はこのGI値が低いということが分かっています。
血糖値が上昇しにくいと、何故良いのでしょうか?
人間が食べ物を食べると、血管内に糖分が取り込まれます。
取り込まれた糖分は半分に分けられ、それぞれ肝臓と全身に送り込まれます。
この時、人間の血糖値が上がります。
また、血中に糖分が増えたことにより、インスリンすい臓から分泌されます。
このインスリンには、糖を組織に取り込むはたらきがあります。
多くの糖を摂取した場合(血糖値上昇が高い場合)インスリンは糖の分多く分泌されます。
インスリンは、取り込んだ糖をエネルギーとして利用します。
しかし余った糖は、インスリンによって中性脂肪などに合成され、体内の組織に蓄えられていきます。
取り込んだ糖の分だけ、中性脂肪などになりやすいようです。
なので、血糖値が上昇しにくい春雨を食べることは、取り込む糖を程よい量にし、エネルギー源を丁度よく確保できる、ダイエットに良いと言えるかもしれません。
血糖値と中性脂肪の関係性について、詳しくはコチラ
3.春雨を使ったレシピ
最後に、春雨を使ったヘルシーで美味しいレシピをご紹介します!
(1)春雨を使った中華風スープ
材料を入れるだけで簡単に作れる中華風スープです。
春雨は元々中国で生まれた物なので、味もマッチしそうですね!
レシピはこちら!
(2)【置き換えレシピ】春雨を使ったラーメン
お野菜を切って煮るだけでできる簡単ヘルシーラーメンです。
もやしを多く入れたり、お野菜を増やしてみたりと、アレンジは無限大です!
レシピはこちら!
(3)【置き換えレシピ】春雨を使ったナポリタン
フライパン1つで作れる簡単ナポリタンです。
お野菜を切って炒めるだけなので、忙しいママさんにもオススメのレシピです。
レシピはこちら!
4.まとめ
春雨について、いかがだったでしょうか?
置き換えレシピなどを利用することで、美味しいご飯を食べても太りにくそうですね。
無理のないダイエットや、健康な毎日を送る為の参考になれば嬉しいです。