2022.9.13 料理
スーパーでの値上げが続く理由とは?節約できる3つの方法もご紹介します
最近続くスーパーでの値上げ問題。困っている主婦の方はたくさんいらっしゃると思われます。
今回、その続く値上げ問題の理由、また、それに対してできる節約術をご紹介します。
値上げの理由
スーパーで値上げが始まったのは2022年に入ってからです。特に3月以降はその傾向が高く、ニュースでの連日値上げ報道には皆さん驚いたのではないでしょうか。
値上げの原因は、ロシア・ウクライナの戦争問題が影響して、原油、小麦、油脂類などが少なくなり、高騰してしまったこと。
また、突然訪れた円安の傾向も原因になっています。
理由1: ロシア・ウクライナ問題
2022年2月から始まったロシアとウクライナの関係問題ですが、実は2国とも原油などの原材料の生産国になります。
ロシアは2020年の時点で原油生産量が3位、ウクライナが2019年の時点で小麦生産量が7位となっています。
また、ひまわり油の生産量が両国が1位、2位となっており、これらの影響が出てきてしまっています。
理由2: 円安の傾向
2022年4月以降、突然の円安が起こり、2022年7月には1ドル136円にもなってしまっています。
円安になると、円の価値が下がってしまうため、海外から品物を購入するために多くの円を支払わなくてはならなくなります。
そのため、全体のコストが上がってしまう傾向になってしまいます。
これら2つの原因により、値上げが続いてしまっています。
その中で、出費を抑えるための節約する方法をご紹介します。
スーパーな身近な所で出費を抑える方法とは
上記の値上げの原因が複雑に絡み合って、私たちの近くにあるスーパーへ運ぶ「輸送費」、多くの食品に使われている小麦などの「原材料費」の高騰により、食品の値上げに繋がっています。
そう考えると ”輸送が少なく、原材料を複数使わない” という所がキーポイントになります。
①国産のものや産地の近い食材を選ぶ
現在の値上げの原因は、輸入・輸送のコストが増加しているので、これらの影響を受けづらい国産の品物や国が近い産地の品物を購入するようにしましょう。
野菜を選ぶのも、地元の野菜を買うようにしたり、スーパーではなく、直売所に行って購入するというのもいいでしょう。
②加工品を少なくする
食材は、加工する工程が増えれば増えるほど人件費などがかかってしまうことにより、値段が高くなっていきます。
そのため、なるべく未加工品を選び、自分で調理をすることにより、節約をすることができます。
また、大容量や業務用の商品は加工されてはいるが、手間が少なくなっていることもあり、値段が安くなっていることが多いです。
そのため、大容量や業務用のものを買い、冷凍保存をしておくのもおすすめします。
③プライベートブランド物を購入する
プライベートブランドとは、小売店が自社で商品開発をして売りに出している商品のことです。
卸売業者から仕入れることがないため、その分の輸送などの費用を抑えることができ、また、自社で価格設定をできるため、全体的にコストを抑えられる傾向があります。
プライベートブランドで有名な商品は、イオングループのトップバリュー、セブンイレブンのセブンプレミアムなどがあります。このような他にない、その会社の製品を買うようにすると、出費を抑えることができるようになります。
まとめ
ロシア・ウクライナ問題などで今後も値上げは続いてしまう可能性はあります。
そのため、上手な節約術を学び、値上げに負けない上手な買い物を身につけてみてはいかがでしょうか。