2018.8.26 妊娠・出産
妊娠初期の腹痛…心配のないものと、流産の危険性があるケースの見分け方
妊娠初期には、よく
お腹が痛くなると言います。
お腹が張るような感覚の痛みや
軽い痛み、もしくは
生理痛に似た痛みであれば
一般的には 心配ありません。
そういった場合は 妊娠により
子宮が膨張しようとするため
腹痛が起こっているだけなのです。
もしくは、プロゲステロンという
ホルモンの分泌量が増して
お腹が痛むこともあります。
こちらの場合は 少し強い痛み。
ですが、これらのケースでは
基本的に 深刻に考えなくてOK。
では、気を付けるべき腹痛、
つまり
「流産の兆候かもしれない…」
という腹痛は
どんなものなのでしょうか?
一言で言うと、
下腹部に強い痛みがある場合は
注意が必要です。
ズキズキとした痛みがあったり、
締め付けられるように痛かったり…。
そこまでの腹痛ではないけれど
痛みが長引く…という場合も
気を付けてください。
また、
痛みとともに出血や
腰痛があったり
つわりが急に無くなった…
という場合も 危険です。
ですが、早めに診察を受ければ
回復不能になる前に
手を打つことも出来ます。
妊娠初期(妊娠12週まで)の
流産の可能性は、
10%から15%程度と言われます。
意外と高い確率ですが、
やはり そんなつらい経験は
したくないですよね。
ですから
妊娠初期、お腹の痛みで
心配事が起きたら
「まぁ、大丈夫」と
放置せず すぐに病院へ…!
大事な赤ちゃんですから
授かった時には
いつも気にかけていましょう!