2018.6.26 妊娠・出産
妊娠中に気を付けるべき食生活!食べてはいけないのは?その1
妊娠したら、お寿司やお刺身など
生魚を使った料理は食べてはいけない…という話を
聞いたことはありませんか?
今回はその理由について ご説明します。
何故そのような話が流布したのかと言うと、
ひとつはマグロなどに含まれる「水銀」。
この水銀を、赤ちゃんが胎盤を通じて摂取してしまうと
発育に悪影響を与える可能性があるためです。
もうひとつの理由としては「食中毒」。
妊娠中は免疫力が低下するため
妊娠していない時よりも 食中毒になりやすいですし、
万一、食中毒に罹ってしまった場合
こちらも胎児の発育に影響が出る恐れがあります。
しかし、種類や鮮度にさえ気を使えば
寧ろ、魚は妊婦さんにとって
ある程度 食べるべき食材です。
タンパク質、カルシウム、DHAなど栄養も豊富!
では、魚の摂取上限量を 種類別に見てみましょう。
・クロマグロ(=本マグロ) 1週間に80g程度まで
・ミナミマグロ(=インドマグロ) 1週間に160g程度まで
・メバチマグロ 1週間に80g程度まで
・キンメダイ 1週間に80g程度まで
(80gは刺身の1人前、もしくは切り身1切れ程度の量にあたります。)
主に水銀の影響が心配される種類の魚からご紹介しましたが、
摂取上限量を超えて食べなければ 何も問題はありません!
また、先にも述べましたが
水銀を含む・含まないに拘らず、
妊娠中に食べる魚の鮮度には 気を遣いましょう。
折角ですから 生魚も程よく楽しんで、
ストレスフリーなマタニティライフを過ごせると良いですね♪