2021.1.12 料理
栄養満点の食材「アボカド」の食べごろを上手に見分ける方法
アボカドは栄養が豊富であることから、「森のバター」とも言われ、
多くの人が買い求める人気食材となっています。しかし、食べごろの
ものを見分けるには少しコツが要るため、買ってきたけど失敗した経験を
持つ方もいらっしゃることでしょう。今回の記事ではそんなアボカドの
基礎知識や美味しいアボカドの選び方、追熟の仕方などについて解説します!
この記事を読んで食べ頃のアボカドを見分けられるようになりましょう!
アボカドの基礎知識
① アボカドの品種
日本で流通しているアボカドはその90%以上がメキシコ産です。
アボカドは中央アメリカやメキシコなどの熱帯、亜熱帯地方で栽培される
ことが多いのですが、日本でも愛媛県や和歌山県といった温暖な地域で
栽培されています。国産のアボカドも一部で出回っているようなので見つ
けたら是非買ってみて下さいね!年中収穫されるアボカドですが、旬は
5月から7月ごろとのこと。また野菜ではなく果実に分類されるのだそうです。
日本で見かけるアボカドのほとんどは熟すと黒くなる「ハス種」という品種。
特に旬の時期のものは油分豊富でねっとりとした味わいを楽しめます。
② アボカドの栄養
アボカドは別名「森のバター」とも呼ばれ、栄養価が高いことで知られています。
果肉の20%が脂肪分であり、この脂肪は不飽和脂肪酸と呼ばれ、コレステロールを
減少させたり、血液をサラサラにしたりする効果があります。またビタミンE 、
ミネラル、カリウム、食物繊維も豊富に含まれており、特に女性にうれしい食べ
物だと言えるでしょう。
アボカドの選び方
アボカドは当たりはずれが多い食材で、外れのものは見事においしくありません。
ここからはアボカドの選び方のポイントを解説します!
① 色と形
アボカドは熟すにつれて緑色、濃い緑色、黒というふうに色が変わっていきます。
すぐ食べる場合は黒みがかったものを、2~3日置いてから食べる場合は、濃い緑色
のものを選ぶと良いでしょう。「形」については、きれいな涙型のものが良いとさ
れています。
② ヘタ
アボカドは熟すにつれて次第に水分が失われ、ヘタが沈んでいきます。それにより実と
ヘタの間に隙間が空くようになります。このように隙間が空いているものが食べ頃のサ
インと言われています。なお、ヘタが取れているものは熟しすぎている可能性があるの
で避けましょう。
上手な追熟方法
アボカドをよりおいしい状態まで追熟させる場合は、風通しのいい、日の当たらない
室内で保存しましょう。ただし温度が27℃以上の環境はお勧めできません。
早く完熟させたい場合はリンゴやバナナなどと一緒に袋に入れておくと良いでしょう。
手で押してみて、やや弾力を感じるくらいが美味しく熟している合図です。
まとめ
いかがでしたか?アボカドを選ぶポイントは①色と形②ヘタ③硬さ(ただし店頭に出てる
ものは触らない方がいいです)が重要です。これらを参考にして栄養満点のアボカドを
美味しくいただきましょう!