コロナ禍に急増!夏が近づくと訳もなくだるいのはなぜ?それって「寒暖差疲労」のせいかも

2021.5.14 健康・美容

コロナ禍に急増!夏が近づくと訳もなくだるいのはなぜ?それって「寒暖差疲労」のせいかも

#健康


梅雨の時期が近づき、寒暖差が激しい季節になってきました。

このような気温差が激しい季節になる度、身体のだるさを感じることはありませんか?

その悩みを解消するため、ここではそのだるさの原因の一つと考えられている寒暖差疲労について、ご紹介していきます。


まず寒暖差疲労の自覚症状とは?



寒暖差疲労の主な症状は5つです。

・肩こり、関節痛
・睡眠が上手にとれない、めまい
・代謝が悪い、冷え性、全身がほてりやすい
・イライラしてしまう
・便秘気味、下痢気味

これらの症状に覚えのある方は、寒暖差疲労の可能性があります。


では、なぜ寒暖差疲労が起こるのか?





それは、自律神経が乱れてしまっているからです。

気温が上がった時、下がった時、人は体温を調整するために自律神経を使います。
体は、気温が上がった時は汗をかき、下がった時は筋肉を動かし、体温を調節しようと働きます。

その際に、臓器の働きを使って調整を行うので、その分エネルギーを消費します。

よって気温差が1日のうちに何度も切り替わると、その分多くのエネルギーを消費することとなり、疲労が誘発されます。
季節の変わり目や、昼夜で気温差のある日、エアコンが効いている部屋と外を行き来する冬や夏は、体調の管理に注意が必要です。

また、近年では、コロナウイルスの影響で家にいる時間が長くなっていますので、
外に出た際の体温調節が上手く行かない方が増えているようです。


寒暖差疲労を防ぐためのトレーニング



寒暖差疲労を防ぐには、自律神経を整えることが重要です。
自律神経を鍛え、エアコンに頼らず自力で体温を調整できるようになることが理想といえます。
簡単にできる方法はいくつかあります。

~生活習慣を少し変化させる~
・冷房をつける時、いつもより温度を少し上げる
・1日の中で意識的に寒暖差をつける
(昼は2時間おきに窓を開けて体を冷やす。夜は暖かい飲み物を飲んで身体を温める。など)
※あえて寒暖差を作ることで、ゆるやかに寒暖差に慣れていくことができる
・土の中の食べ物(根菜類)、寒いところで取れる食べ物を摂る

~身体を動かす~
・散歩をする
(一定のリズムで15―30分間行う。距離は気にしない)
・ストレッチをする
 (特に首肩の筋肉をストレッチする。ゆっくり上を向く、首をゆっくりと左右真横に倒すなど)


まとめ



エアコンなど冷暖房器具が普及し、寒暖差疲労はより身近に、誰にでも起こりうるものとなりました。
けれども、今の生活に少しプラスをすることで防ぐことができます。
自分や家族が健康でいるために、今できる簡単な予防から挑戦してみてはいかかでしょうか。


参考サイト(チェックポイントなども載っています)

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