2022.8.9 健康・美容
寝苦しい夏の夜を乗り越えるためにできること3選!寝苦しくなる理由も解説!
夏になり、夜でも暑さや湿気で寝づらくなる時期になりました。
なぜ寝づらくなるのか、また、それに対する対策もご紹介します。
夏、寝づらくなる理由
夜の間、気温が25度以上を上回る現象を「熱帯夜」といいます。
私たち人は、質のいい深い睡眠をとるためには寝ている間に体温を下げる必要性があります。しかし、熱帯夜では体温が上手に下がらず、睡眠が浅くなってしまい、しっかりとした睡眠がとれなくなってしまっています。
また、人は寝ている間にも汗をかきます。気温が高いと大量に汗をかいて、さらにその出てきた汗のベタベタした不快感で目が覚めてしまい、眠れないということがあります。
今回は、これらの対策をご紹介したいと思います。
①寝る前の室内温度
寝る前の部屋の温度を適切にすると、しっかりと寝ることができます。
適切な温度は「26~28度」の間になりますので、この温度を目安に部屋の温度を調整しておきましょう。
この時にかけ布団と敷き布団の間を少し開けておくと、布団の間も冷やすことができ、気持ちよく寝ることができます。
また、エアコンや扇風機を寝てる間にも付け続けていることが苦手な方は、寝始めてから1時間など、自動で切れるタイマーをつけて寝れば大丈夫です。
同時に湿度にも注意をしましょう。部屋の湿度が高いと寝づらくなってしまいます。
適切な湿度は「50~60%」になります。こちらも上手に調整すると、快眠を得ることができます。
②寝る前に水を飲む
先ほどもお伝えした通り、寝ている間にも人は汗をかいてしまいます。そのため、寝る前にコップ1杯の水を飲むことをおすすめします。
人が寝ている間にかく汗の量はコップ2杯分といわれています。そのため場合によっては寝ている間に脱水症状が起きてしまい、それが原因で目を覚ましてしまうという可能性もあります。
また、水分不足の時に汗をかいてしまうと、汗がベタベタしやすくなってしまい、その不快感で目を覚ましてしまうことがあります。これらを防ぐために寝る前にコップ1杯の水を飲むことをおすすめします。
しかし、寝る前に飲み物を飲むと、寝ている間にお手洗いに行く心配が出てくる人も中にはいると思います。
そのような方たちは、寝る1時間前から少しずつ水を飲むようにしましょう。飲む量はコップ1杯のままで大丈夫なので、喉を潤す様に飲むようにするとよいでしょう。
③パジャマなどの寝間着
汗の吸水性や通気性がよい素材のパジャマを着るようにすると寝ている間に汗をかいてしまっても睡眠をとることができるようになります。
おすすめの素材は「麻」です。しかし、肌触りがあまり好きではないという方は、似たような性質を持つ「綿」素材で作られたものを着るといいでしょう。
また、着方にも工夫があり、全体的にゆったりとさせながら、体を圧迫させないようなサイズのパジャマを着ましょう。
もし、半そで半ズボンだと冷えすぎてしまう方に関しては、同じ条件で長袖長ズボンのパジャマを着ることをおすすめします。
まとめ
今回、寝苦しい夜に関することをご紹介しました。
部屋の温度や脱水症状に気を付けながら快眠を得られるように工夫してみてはいかがでしょうか。