2020.12.11 健康・美容
「ブルーライト」ってそもそも何か知っていますか?対策法のご紹介
コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、自宅にいる時間が増えたという方が多くいらっしゃるかと思います。
家での時間が増えるとどうしてもスマホ、PC等の画面を見る時間が増えますよね!
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、スマホ、PC等の液晶画面からは「ブルーライト」という光が発生しています。
このブルーライト、実は太陽の光にも含まれていて、ブルーライトが全て悪いわけではありません。
お昼に太陽光やブルーライトを浴びることは、体のリズムを整える効果があると言われています。
しかし、長時間浴び続けたり、夜寝る前に浴びることは、体に悪影響を及ぼす可能性があるんです。
ブルーライトって聞いた事はあるけど、具体的にどんな症状を引き起こすことがあるのかよくわからないという方に向けて
今回の記事ではブルーライトが体に及ぼす悪影響とブルーライトの対策についてご紹介していきます!
ブルーライトとは何か?
人間が見える光の中の、青色光の光線です。比較的エネルギーが強いと言われています。
そもそも光には波長があり、波長が違えば色の見え方も違ってきます。
単位はナノメートル(nm)で表され、人が目にすることができる光の「可視光線」は380nm~780nm程度と言われています。可視光線よりも低いと目に見えない「紫外線」、高いと「赤外線」と呼ばれます。
ブルーライトは下の図のように380nm~480nmぐらいの部分のことを指します。
(参照:イラストACより)
紫外線に近く、目への負荷が高いと一般的には言われています。
ブルーライトで出てくる悪影響
人間の目は物を見る時に無意識にカメラのようにピントを合わせようとします。
ブルーライトは波長が短くて錯乱しやすいために像がばらついて、ぼやけやすいです。
そのため、ブルーライト含んだ物を見ると目が常にピントを調整するために動き続けるので目が疲れて眼球疲労してしまいます。
眼球疲労すると目だけではなく肩こりと頭痛も伴ってきます。
画面を長時間見てブルーライトを浴び続けると瞬きが減って涙が減るため、
ドライアイになりやすいとも言われています。
ブルーライトは実はテレビや照明からも発生していますが、
テレビは2m以上離れて見ることが多いので影響は少ないです。
スマホ、PC等は液晶画面を至近距離で見ることが多いので体への影響が大きいというわけです。
寝る前にブルーライトを見ると脳が起きていると勘違いして寝つきが悪くなったり
途中で目が覚めてしまいぐっすり寝むれないという睡眠の質を低下させます。
その他にも毎日目の疲労が蓄積されると様々な病気繋がってしまいます。
なので、画面を見る時は時間や端末の使い方を十分に注意しないといけません。
ブルーライトへの対策
ブルーライトの対策についていくつかご紹介します。
体に支障が出る前にできるとこから対策していきましょう!
・1時間画面を見たら15分休憩する、等のこまめに休憩をする(厚生労働省からも指示あり)
・ブルーライトをカットする眼鏡やスマホフィルムを活用する
・スマートフォンのブルーライトカット設定をする
・至近距離ではなく離して画面を見る(PCなら、40cm~50cm以上は目を離しましょう)
・寝る前1時間以内は画面を見ないで寝る環境を作る
まとめ
ブルーライトを完全に避けるのは難しいと思います!
自分のできる範囲で良いので対策を考えてみるのも良いですね