2023.7.4 子育て
かわいい赤ちゃんの肌を守る!「よだれかぶれ」の治し方
プルプルモチモチな赤ちゃんのお肌。つい憧れてしまいますが、実はとってもデリケートなんです。
特に口元は様々な刺激にさらされるため、赤いぶつぶつが出来たりして、炎症を起こしやすいです。
そこで今回は、赤ちゃんの口元にできやすい「よだれかぶれ」の症状や予防法について解説したいと思います。
赤ちゃんを肌トラブルから守るためにも是非「よだれかぶれ」について知っておきましょう!
「よだれかぶれ」とは?
「よだれかぶれ」とはその名の通り、唾液が原因で口の周辺に起こる肌トラブルのことです。
主な症状としては、以下の3つがあります。
・口周辺に赤い湿疹ができる
・口周辺が乾燥することでかさかさして、かゆみが出てくる
・掻くことによって皮膚が炎症を起こす
「よだれかぶれ」になる原因は、唾液に含まれる消化酵素や、口周辺についた食べかすが肌に刺激を与え炎症を起こしやすくなることが挙げられます。
「よだれかぶれ」の予防法
ここからは「よだれかぶれ」の症状が出るのを防ぐためにできることをお伝えいたします。
予防法その① 離乳食を与える前に口周辺にワセリンを塗る
バリア機能が弱い赤ちゃんの肌は、少しの刺激にも敏感です。ワセリンは肌に被膜を作り外部の刺激から肌を守ってくれるので、是非離乳食や授乳の前にワセリンを塗ってあげることで肌を乾燥から守りましょう。
予防法その② 赤ちゃんが食事するたびに口周辺をやさしく拭いてあげる
食事後に食べかすが口周りに残っていると、赤ちゃんの肌が敏感に反応し、炎症やかゆみとなって現れることがあります。
食べかすを取ってあげる時に気をつけたい点は決してごしごしこすらないことです。
水に塗らしたガーゼやタオルを口元に弱い力で押し当てるようにするのがコツです。
また口元をきれいにした後、既に口についているワセリンや肌表面の皮脂も取れてしまうことがあるので、汚れを拭きとるたびにワセリンを再度塗ってあげることを忘れずに。
予防法その③ お風呂で顔や体を清潔にしてあげる
お肌を清潔に保つため、お風呂で赤ちゃんの顔についた汗、皮脂、汚れなどを洗い流すようにしてください。
大人用のボディーソープは赤ちゃんに使用するには刺激が強いので、ベビー専用の低刺激のものを使用するのがおすすめです。
ここでも決してごしごしこすらず、ソフトに弱い力で洗ってあげることが大事です。
水分をしっかり拭き取った後は油分をたっぷり含んだ保湿剤を仕上げに塗ってあげることを忘れずに。
「よだれかぶれ」の治し方
ここからは「よだれかぶれ」になってしまった時の対処法をお伝えします!
症状がひどい場合は小児皮膚科にかかろう
口元のかぶれや赤みがひどい場合は、迷わず小児皮膚科にかかり、適切な治療を受けさせることが大事です。
症状がひどくても、医師に処方してもらった薬をしっかり使用すれば、治ることが多いです。
「よだれかぶれ」を治す薬として、ステロイド剤入り塗り薬を処方されることになると思いますが、医師の指示した用法・用量を守るように気をつけていれば数日で改善が見込めることも多いです。
「口元が赤いな」と思ったら早めに受診して治療を受けさせるのが一番です。
まとめ
「よだれかぶれ」の予防法や治し方を解説してきました。
赤ちゃんの肌の状態をキープするためにも、日々のスキンケアや口元に油分を与えてあげることが欠かせません。
そしてもし症状がひどくなってしまったら、早めに皮膚科を受診するようにしましょうね!