2019.5.5 健康・美容
5月に突入!「5月病」って聞くけど、どんな病気なの?
どーも!毎年のように「さぁ、5月だ!ゴールデンウィークだ!」というときに限って、ちょっとだけエネルギー切れしてしまうなっちゃんです。
さて、ママさん・パパさんは年度替りによる仕事上の人事異動があったり、お子さんは進級に伴う周囲の人間関係の変化があったりしますね。そのような環境の変化の後に、しばらく時間が経った時期ですね。それが、5月です。
「あれ?なんだか本調子が出ないぞ?」
そういうときに巷では、
「それ、もしかしたら”5月病”じゃない?」
「そうかもしれないね。」
と会話しますよね。その一方で、
「5月病って何?」
という根本的な質問に答えられる方は少ないのではないのでしょうか?私も「あぁ、五月病かな?」と思ったり、口にしたりするものの、実は詳しく説明できません(笑)。よくわからないけれど、ついつい口にしてしまうこの「5月病」とは、いったい何なのか?今回の記事では、「5月病」のナゾに迫ります(ちょっと大げさですネ)!
1、「コトバンク」による、五月病とは…?
「新しい環境に適応できず,焦り,ストレスを感じ,気持ちが落ち込むうつ状態。医学用語ではなく通称。もとは大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力,無関心になることから名づけられたが,時期は5月にかぎらず,また中学・高校生や新入社員にもみられる。おもな原因として,受験など極度の緊張からの解放,新しい学校・職場の実態に対する失望,新たな目標の喪失などがあげられる。通常は一過性だが,うつ病や自律神経失調症に陥ったり,消化器系の症状 (下痢,吐き気など) がみられる場合がある。 (→燃え尽き症候群 )」
(出典:コトバンク)
https://kotobank.jp/word/%E4%BA%94%E6%9C%88%E7%97%85-178560
驚いた!
「なんと!”5月病”は通称だったのか!?」
どおりで、つかみどころのない言葉なわけですネ。
2、五月病になってしまう前の予防策
ⅰ、趣味を続ける。
仕事以外の趣味を持つことが予防法のひとつです。好きなことをしている時間は至福のときなので、趣味はストレス発散に適しています。また、スポーツ系でも、文化系でも趣味つながりの方々と、好きなことを話題にして会話を楽しめるということが心の健康には良いようです。「いかにして心のガス抜きをするか」が大切なようです。
ⅱ、運動を生活に取り入れる。
精神的な疲労は、運動により肉体的な疲労に変えられるといわれています。精神的な疲労は数日の休息では回復しませんが、肉体疲労はたいていの場合少し休めば回復するそうです。これらのことを知っておいて、「体が重い」という感覚が何日も続く場合に、体を動かすことを意識するという方法もあります。継続的なスポーツに取り組むと、しっかり汗をかくようなものであれば、ストレスの解消、心の病の予防として大変効果があるそうです。
ⅲ、体のリズムを整える。
不規則で、不摂生を重ねる生活を送っていると人間が本来持っている体内リズムが崩れてしまいます。現代人の生活はパソコン、携帯、テレビなどブルーライトを発するデジタル機器に囲まれる生活です。深夜の仕事でパソコン画面に向かっているのみならず、就寝前にスマホの画面に見入るなどをついついしてしまいがちですが、油断は禁物です。
3、周りの方ができることは?
仕事そのもののアドバイスやサポートとともに、特に社会人一年生には環境面と生活面での変化が多く伴うものです。新人の心の健康に繋がるよう、環境面だけでなく生活面でのサポートも適宜必要です。また、五月病とひとくくりに表現しますが、医学的な見地からは、適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不眠症といった病気などが不調の背景にあるということも考えられるそうです。ですから、不調を不調で放置しておくのではなく、これからの時期に、周りの方で「少し調子が悪そうかな?」という方がいたら、『がんばっているね。』などの相手の状況を肯定する言葉がけと適切なサポートをしてあげることが大切なようです。
4、まとめ
結論として、何よりも肝心なことは「普段と何か(心の)調子が違う」と感じたら、なるべく早く専門医(心療内科、精神科)に掛かるなどといったように、症状をこじらせる前に対策を講じることが重要です。
職場の皆で一丸となって仕事上の目標を達成するためにも、誰一人として欠けてはいけませんよネ。