2020.4.3 健康・美容
花粉症に悩まされる季節。。。そもそもなんで花粉症になっちゃうの?
2月末から花粉症情報が流れてきますが、4月から本格的にひどくなる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか??
今回は、「なぜ花粉症になってしまうのか?」ということにスポットを当てて説明していっちゃいますね!!
花粉症になるメカニズム
①人間の体は、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、それを受け入れるかどうか判断します。
②排除しない判断をした場合は花粉症になりません。
③排除すると判断した場合、体はこれと反応する物質をつくる仕組みがあり、「IgE抗体」という物質がつくられます。
④抗体ができた後に花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。
⑤その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉を体外に排出する反応をします。
その排出反応がくしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状が出てくるのです。
現在、日本人の約25%が花粉症と言われています。有名な花粉として、スギやヒノキがありますが、なんと60種類以上花粉症の対象となる植物があります。
一度抗体ができてしまうと悩まされ続けてしまう花粉症。
悩まされている方は、市販の薬に頼るよりもキチンと耳鼻科などに受診されることをお勧めします。