2021.2.4 健康・美容
「香りで癒す」ストレス解消法!
今年の節分は、124年ぶりに2月2日ということが話題になりました。
緊急事態宣言により、節分の行事なども中止になってしまい、インドア生活は続いていきそうですね。
インドア生活を送っていると、自然と気になるのは屋内の香りではないでしょうか?
香りには、ストレスを軽減する効果もあるので、家にこもりきりでストレスが溜まっている方にもおすすめです。
そこで今回は、香りでストレス解消のための記事を書いていきたいと思います。
1、 香りによるリラクゼーション効果とは?
いい香りでリラックスした経験がありませんか?
香りをかぐと、その成分が鼻の粘膜から脳に信号を送り、自律神経を刺激します。
その信号を即座に判断して、快・不快の感情を与え、かいだ人の気分を変えてしまう効果があります。
いい香りをかぐとリラックスするのは、このメカニズムによるものです。
香りを感じ取る嗅覚は、「人間の五感の中で唯一、直接"大脳辺縁系"に働きかける感覚」と言われています。
この"大脳辺縁系"というのは人間の本能や感情を支配している部分です。
喜怒哀楽など、私たちの人間の感情・本能のような情動をつかさどる脳の分野に直接働きかけるのが「嗅覚」です。
その"大脳辺縁系"の中に"海馬(かいば)"と呼ばれるタツノオトシゴに似た形の「記憶を司る部位」があり、香りはその部分に直接届きます。
そのため香りの記憶は鮮烈に残りやすいです。
この香りの力を使って、受験生に香りと記憶の結びつきの強さを生かした勉強法などもあります。
2、 おすすめの香り三選
(1) オレンジなどの柑橘系の香り
オレンジやグレープフルーツなど柑橘系のナチュラルな香りは、集中力を高めたいときに役立ちます。
(2) ウッディ系の香り
サイプレス、ヒノキや、サンダルウッド、シダーウッドは、瞑想にふけりたいときや冷静になりたいときに役立ちます。
(3) ジャスミンの香り
フローラル系の香りで、エキゾチックで甘い香りを楽しめます。気持ちの高ぶりを沈めたり、躁うつをやわらげます。
また、月経痛、更年期障害を緩和することにもつながります。
まとめ
いい香りをかぐと、心が切り替わったりします。
まだまだ続きそうなコロナ禍を、なるべく楽しく過ごせるといいですね。