2020.5.25 料理
はちみつと人間の歴史は長い!はちみつはいつからあるの?はちみつの歴史を知ろう
はちみつが好きなハルです♪
突然ですが、はちみつを最初に食べようと思った人ってすごいなと思うわけです。
「最初に食べようと思った人」というと、どの食べ物にも言える事かもしれませんが、
あんな針を体に持った生物から食べ物を頂くということすら、まず考えつかないと思いませんか?!
もし自分が同じ立場だったら「毒あったらどうしよう!」とか思っちゃうタイプなので、その当時の「食べてみよう」と思った方の勇気に感謝ですね。
そんなこんなで、はちみつって、いつから食べられるようになったんだろうと思ったら気になってしまったので、普段はあまり考えないはちみつの「起源」についてご紹介したいと思います。
「はちみつの歴史は人類の歴史」ってホント?
そんなことわざもあるんだそうです!紀元前6000年頃のスペインの洞窟にはすでにミツバチの巣を取る人の絵が描かれていたというから、ビックリです。
そして、紀元前2600年頃のエジプトの壁画では、はちみつをとって保存している様が描かれているそうです。これが最古の養蜂の証拠ともいわれています。
紀元前って!想像できん!という感じですが、1万年以上前らしいですよ。笑
私たちの生活に根付いた甘味の「砂糖」よりも先にこの世にあったとされています。
『日本書記』にも蜂蜜についての旨が書かれているんだとか!
ちなみに、日本書記では「蜜蜂」と表現されている所もありますが、
ブンブンいう音からなのか「ハエ」と表現されている部分もあるようです。笑
日本でも643年に、養蜂をした旨の記載があるのでここが日本の養蜂の始めだと言われています。
そんなに昔から人との関わりがあるということで、このことわざも納得できる気がします。
はちみつは、「神の食べ物」だった!
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昔は、甘い物というのは貴重なものだったため、刺されようとも手に入れたい「神の食べ物」だったようです。
ましてや、色は黄金色!そして、栄養価の高い保存食!皆が手に入れたいものだったんですね。
あんなに小さいミツバチから、蜜が生まれるなんて当時の人からすると奇跡のようなことだったんでしょう。エジプトでも、はちみつは“恵みと豊かさを象徴するものと読める記載もあります。
アメリカでもインディアンの時代には、はちみつは“人間を無知から目覚めさせる”ものだとされていました。
日本の奈良時代でも、渤海という国から日本の天皇へはちみつが献上されているということからも貴重なものだということが分かりますね。
~近代養蜂~
19世紀の半ばでは、「近代養蜂」と呼ばれ、
現在私たちでもイメージできる長方形の巣箱や巣を壊さずに蜜が取り出せる遠心分離機もこの時期に発明されました。
これ以前は、藁で作った巣箱を使っていたのではちみつを取る前に、巣箱を壊さなければいけないということをしていたそうです。(聞くだけでなんだか悲しい)
日本にこの近代養蜂が入ってきたのは、欧米文化が入って来るのと同時に明治時代でした。
健康によいはちみつ!ヨーグルトとも相性バッチリ
腸の調子を整えるイメージのあるヨーグルトですが、食べ方によって威力が発揮されるのをご存知でしょうか。
そこで一緒に食べるのをオススメしたいのが、ずっとご紹介してきた「はちみつ」です。
はちみつには、ヨーグルト内に入っている乳酸菌やビフィズス菌のエサになるオリゴ糖が多く含まれています。
量は、200gほどのヨーグルトにスプーン2杯くらいのはちみつくらいでOK!
さらにヨーグルトは、レンジ(500W)で40秒ほど温めるとより腸にいいそうです!
(乳酸菌が活発になるのは、人の腸内温度38~40度ほどだから。)
※ぜひ無糖のヨーグルトでやってみてください。
スーパーで安く手に入るものは、比較的安価な砂糖水を混ぜていて、純粋なはちみつではないのが残念ですがもし興味がありましたら、ネットで養蜂家さんや養蜂場から買ってみるのも良いですよ!
はちみつは、季節や場所や花によっても味が変わってくるので、色んな地域のはちみつを試してみるのもおススメです♪