2018.8.22 子育て
1歳未満の赤ちゃんがiphoneを使用!タッチパネルが与える影響は?
「手が離せないからちょっとだけ」「どうしても静かにして欲しいから少しだけ」とスマートフォンやタブレットを乳幼児に与えるということは、日常的にみられる子育て風景ですよね!
では、タッチスクリーン(タッチパネル)は、乳幼児にどんな影響をもたらすのでしょう?
現代の乳幼児はどれほどタッチスクリーンに触れているの?
2~3歳までのほとんどの子が1日40分以上も使用しているのですね。
タッチスクリーンは、すっかり現代の乳幼児の日常生活に浸透しています。
小さな手でタッチスクリーンを器用に操る乳幼児を前に、「テレビ鑑賞とは違って“受け身”ばかりというわけではないし……。でも、よくない影響もあるのかな……?」そう感じているママも多いのではないでしょうか。
タッチスクリーンの影響
*ポジティブな影響:指先の運動スキルが発達
乳幼児がタッチスクリーンを用いることで、指先を思う通りに素早く動かすことのできる「モータースキル(運動スキル)」が発達すると分かっています。
*ネガティブな影響:内容によっては言語能力の遅れがみられる
教育的な内容のタッチスクリーンを長時間用いたとしても、言語や認知能力の向上はみられなかったといいます。
一方、教育的な内容でないゲームを用いることで、言語能力の発達に著しい遅れがみられたといます。
1時間使用で15分の睡眠減少に…?
1時間用いることで、15分間の睡眠減少がみられるといいます。
そして日中の睡眠がより長くなり、夜の睡眠がより短くなると分かっています。また、長い時間用いるほど、寝入りも難しくなるそうです。
スクリーンから発せられるブルーライトは、人の睡眠を妨げるとも分かっています。
乳幼児とタッチスクリーンの付き合い方
タッチスクリーンについては、乳幼児が用いる時間をなるべく少なくし、睡眠前には用いないようにすること。
また、用いる内容を吟味するといったことを注意した方がよさそうです。
乳幼児にとってのタッチスクリーンは、ママがどうしても手が離せないときに使用する程度にして、長時間の使用にならないようにしてタッチスクリーン以外に夢中になれることも用意してあげましょう。
夏休みなどでお出かけも増える時期は、移動中にタッチスクリーンを使用する機会も増えてくるかと思いますが、付き合い方を工夫していきましょう!