子供がインフルエンザにかかったときに親ができること

2019.1.17 健康・美容

子供がインフルエンザにかかったときに親ができること

#保育園#幼稚園#小学校#健康

インフルエンザのシーズンに子供が急に発熱。

インフルエンザかもしれないと思ったとき、

マニュアルがないとどうしたらいいか対応に困るママも

多いはず。そこで今回は子供がインフルエンザにかかったときの

親の対応法についてご紹介します。




病院にはいつ行かせるべき?



子供がインフルエンザシーズンに発熱した場合は、まず一番に

インフルエンザを疑いましょう。ただし急いで病院に行っても

インフルエンザかどうかの判断はできません。インフルエンザかどうかは

病院で検査してもらうのですが、この検査は発熱後12~24時間経過していないと

正しく判定することが出来ないのです。そのため発熱後すぐ病院に行っても

まだ検査ができませんと言われます。病院は発熱後12時間以上経ってから

受診するのが確実です。それまでは保育園などに登園させないようにしましょう。


緊急を要する症状とは?



それでも以下のような状態の時は早急な対処が必要になるので

すぐに病院を受診してください。

・食事、水分が摂れていない
・おしっこがでていない
・けいれんしている
・意識がもうろうとしている
・声を掛けても反応がない
・顔色が悪い
・呼吸が苦しそう

このような場合は早急に対処する必要があるので、インフルエンザの診断に

関係なくすぐに病院を受診しましょう。


インフルエンザの異常行動について



インフルエンザ時におかしな行動をとることがあります。

・うわごとを言う
・話がかみ合わない
・部屋をうろうろ歩き回る
・叫んだり騒いだりする

このくらいならまだいいのですが、窓から飛び降りたりするのは

避けないといけません。なので発症後2日間までは絶対に子供一人

だけにせず、注意深く見守ってあげることが必要です。


看病の仕方




① 水分摂取

こまめに水分摂取をさせましょう。 熱が出ていると体から

水分が多く失われます。そのため脱水状態になりやすいので

水分摂取を促してください。


② 安静


(出典:「子どもがインフルエンザ…何日休む?知っておきたい「出席停止」について」より引用)
https://kufura.jp/beauty_health/health/18126


子供が安静に休めるような環境を作ってあげましょう。熱が出ていても

子供が元気な場合は、DVDを見せてあげるのもいいですね。


③ 体温調整

室温や衣服で体温の調整をしてあげてください。

体温が上がり始める時は手足が冷たくなり体も震え、子供も

寒さを訴えます。そのような時はまずは温めてあげてください。

熱が上がりきると体中に熱感がでてきて、汗もかくようになります。

このようになったら冷えピタや氷枕などで冷やしてあげましょう。

汗を大量にかくと思うので、こまめに着替えをさせてあげましょう。


④ 薬をきちんと飲ませる

病院で処方された薬は処方どおりに飲むようにしましょう。

これらの薬はインフルエンザウィルスをやっつけるための薬ですので

必ず医師の指示通りに飲みましょう。


⑤ 家庭内での感染予防

家庭内でインフルエンザウィルスが蔓延しないように予防に努めましょう。

手洗い・うがいはもちろん、予防的にタミフルやイナビルを飲むのも

効果があります。保険が適用されないので自費になってしまいますが、

受験を控えた兄弟がいる場合は、予防薬を飲ませることも

考えましょう。子供の症状で病院を受診した際に、予防薬の処方に

ついても医師に相談してみると良いでしょう。


保育園にはいつから行ってもいい?



インフルエンザの場合は熱が下がったからといってすぐに

保育園に通うことはできません。再び通えるのはインフルエンザが発症してから

5日経過し、解熱後3日(小学生は2日)経ってからになります。

解熱したその日はカウントされず、解熱した翌日から解熱後一日目と

カウントされるので注意しましょう。また登園の際には医師の登園許可証が

必要になるので、解熱後もう一度病院に行く必要があります。


最後に




(出典:「自費予防接種(任意接種)」より引用)
http://www.nakaikodomo.com/optional/

子供がインフルエンザにかかってしまったら、注意するべきことが

たくさんあります。そのときはこのブログを参考にして、落ち着いて

対処しましょう。特にインフルエンザシーズンには、子供の状態に

よく注意してあげて、インフルエンザにかからないように

予防接種なども受けさせておくと安心ですね。

cocoas kids CONTENTS