2019.5.9 妊活
妊活中や妊娠前に「歯の治療」を済ませておいた方が良い理由
妊活中(妊娠前)に
歯の治療?と思う方もいるかもしれません。
妊娠すると、自分だけの体ではなくなるので、普段何気なく行っていたことも
もしかしたら赤ちゃんに影響があるのかも!と思っていた方もいるかもしれません。
そんな方のために、なぜそう言われるのかをご紹介したいと思います。
なんで妊娠前に歯の治療?
①お腹が大きくなってくると圧迫されて血行が悪くなってしまうため、「仰向け」になるのは難しくなってくるから
②体調の変化で歯医者のにおいなどが気持ち悪く感じてしまう方もいるかもしれないから
③何気なく行う薬の服用などが赤ちゃんに影響があるかもしれないから
という理由です。単純に聞こえるかもしれませんが、意外と妊娠前には思いつかない人も多いようです。
妊娠中は虫歯ができやすい?
つわりがひどいと吐いてしまうことが増えたり、妊娠中の体調の変化で唾液量が減ったりして口の中が「酸性」に傾きます。
何もする気になれない時期などがある方もいるので歯磨きもできないこともあります。
すると虫歯ができやすくなります。
そして、歯周病菌は重いと早産の原因になったり、赤ちゃんに感染してしまう可能性もあるそうです!
なので、妊娠前に「虫歯っぽい」と思う部分は早めに治療を。
妊娠したら避けた方が良い治療、してもよい治療
×妊娠中避けた方が良い治療×
・「親知らずの抜歯」
「親知らず」の抜歯後に痛みが続くと、痛み止めなどの「薬」の服用が伴うので
赤ちゃんへの影響を考えて控えた方が良さそうです。
・「インプラント治療」
インプラント治療を考えている方は、
抗生物質を飲む必要のある方もいるので控えておいた方が良さそうです。
よって、妊娠中にはできない親知らずの抜歯は特に妊娠前に終わらせておくか、
出産後の落ち着いてきたタイミングで行うと良いです。
〇妊娠中におススメの治療〇
妊娠中でも歯医者さんに行くのは「安定期」が良さそうです。
もし体調が落ち着いているのであればお勧めすることは、
・「歯のクリーニング」
上記でお伝えした通り、妊娠中は虫歯ができやすい状況なので
歯石などの汚れ除去は妊娠中だろうが、
歯医者さんで落としてもらう事をお勧めします。
妊娠中だったら、レントゲンや麻酔を使った虫歯治療の方が気になるんだけど!?
という方もいると思いますが、
基本的には問題ないとされています。しかし歯科医師に相談した上で行う事をお勧めします。