2019.5.22 妊活
妊活中の男性にアルコールは禁物?簡単に説明してみました
妊娠中の女性は飲食に気を使っています。
勿論お酒は厳禁です。
妊娠が確定する妊娠初期は赤ちゃんにとって大事な時期なので、妊活中からアルコールを断つ女性もいます。
それではあまり指摘されない男性側は一体どうなのでしょうか?考察してみました。
過度なアルコール摂取で起こる男性の身体への影響
男性がアルコールを飲み過ぎると、勃起障害・射精障害・性的興奮の減少といった現象が顕われます。
一時的に回復しますが、女性の排卵時期は決まっていますので、タイミングを逃したくなければ、妊活中の飲み過ぎは良くありません。
また精子の質も変異してしまいます。
お酒の量で精子が変質する
ではどれだけアルコールを摂取すると、悪影響がでるのでしょうか?
厚生労働省が示す1日の適度なアルコール量は、ビール(アルコール度数5%)では500ml、清酒(15%)180ml、ワイン(12%)120ml、焼酎(35%)180ml、ブランデー・ウイスキー(43%)60mlです。
海外の研究結果では週に350mlビール5杯がデッドラインで25杯を超えると顕著になるとの報告があります。
妊活中の男性は生活習慣を見直しましょう
妊活中の女性は生活習慣を変えますが、男性も協力することが必要です。
不妊症のデータを見ると、その原因の50%は男性側にあるといわれています。
また他の原因として、加齢・生活習慣・体の機能・ストレスなどが不妊症の原因とも考えられています。
厚生労働省のアルコール目標値を見ると、お酒が好きな男性からは物足りない量と思われますが、精子の変質や出生率の低下を鑑みると妊活中の過度なアルコール摂取は避けたいところです。
結 論
妊活中のアルコールの摂り過ぎは、男性の体にも影響があることがわかりました。普段の生活の上でも、健康のためにアルコールは適度にしておきましょう。